「動物のエサ」発言で大炎上の玉木雄一郎氏「あらためて原点回帰」 “手取り増やす”政策を実現協調「お米を、ふところを心配せず買える」
国民民主党・玉木雄一郎代表が31日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「あらためて原点回帰し、『手取りを増やす』政策に、全身全霊をかけて取り組みます」とつづった。玉木氏は「動物のエサ」発言で大きな批判を浴びて、30日にSNSで謝罪していた。
玉木氏は「昨年の衆院選で国民の皆様にお約束した所得税の控除額103万円→178万円が実現していれば、年収200万円の方で年間8・6万円 年収300万円の方で年間11・3万円の手取りの増加が実現していました」と説明。
高騰する米問題に絡めて、「一人当たりの年間コメ消費量が約50kgなので、5kgが2000円→4000円に値上がりすると年間2万円の負担増となりますが、年間10万円程度の手取りの増加が実現していれば随分助かったはずです」と持論を述べた。
「コメの価格を適正なものにするとともに、生産費が適切に価格転嫁された値段のお米を、ふところを心配せず買えるだけの『手取りを増やす』政策が、やはり必要です。原点に立ち返り、『手取りを増やす』政策の実現に仲間とともに取り組みます」と党にとっての最重要課題を推し進める考えを述べた。
玉木氏は、28日の衆院農林水産委員会で小泉進次郎農水相への質疑で、備蓄米に関して「あと1年たったら動物のエサになるようなもの」などと発言。この発言が物議を醸したが、その後自身のXで「誤解があるようなので補足します」「小泉大臣も『エサ米』という言葉を使って同じ説明をしています」などと釈明を繰り返した。理解を得られずに批判が殺到したため、30日夜にXで「米を待ち望んでいた皆様にとって大変不快なものであったと、深く反省しています」などと謝罪していた。
