現役MAX283キロの小錦 12歳下妻から腎臓移植「透析大変、仕事できない」 現在の体重も明かす 妻は「気を付けて生きて」
元大関でタレントの小錦八十吉(61)が28日、妻の千絵さんとともにテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。昨年12月に妻からの腎臓移植を受けたことについて語った。小錦は1998年に相撲協会を退職。2004年1月に診療所勤務だった12歳年下の千絵さんと再婚した。
小錦は、昨年6月から体調不良に。腎不全と診断され、入院し、肺までたまっていた「水を15キロぐらい」抜いたという。人工透析か腎臓移植か選択を迫られたが、「こういう仕事してるから、透析アウトなの(できない)」。手術前に5日間、透析を経験したが、「透析大変、やっぱり仕事できない」。17年に妻から腎臓の提供を受け、夫婦間腎移植をしていた武蔵川親方(元武蔵丸)に相談し、千絵夫人からの移植を決断したという。
昨年12月に手術を受け、「だいぶ元気になりました」と小錦。現役時の最重量は「283(キロ)」で、引退後も170キロ前後だったという。今回の手術で、「150キロ台いったりきたりです」と明かした。
小錦は10人きょうだいで、「僕のきょうだい2人(が腎臓の病気)。お母さんも腎臓(病)で亡くなった」という。千絵さんは夫への腎臓提供について、率直な気持ちを聞かれ、「いざやっぱり自分の腎臓を移植するっていうのは、不安になりました。自分は健康なのに…」と吐露。小錦に「これからも気を付けて生きていかないと」と声をかけていた。
