「月曜から夜ふかし」 再開した街頭インタビューは26日夜から放送予定 確認作業徹底で対策
日本テレビの定例社長会見が26日、都内の同局で行われた。3月24日放送の「月曜から夜ふかし」内での中国出身女性に対する街頭インタビューのねつ造問題を受け、同局の福田博之社長は、休止していた街頭インタビューの再開について、「再発防止策が整ったことが社内でしっかりと確認されたことをきっかけとしております」と改めて説明した。
問題を巡っては4月11日に放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、放送倫理違反の疑いがあるとして審議入りを決めた。同局は5月12日、「月曜から夜ふかし」の公式サイトを更新し、問題を受けて休止していた街頭インタビューを再開すると発表していた。
福田社長は「再発防止策の一つとしては街頭インタビューの文字起こしを全部すると、番組担当者でない日本テレビの社員もチェックして、不適切なことがなかったかどうかなどの確認作業を行っております」と、確認を徹底しているとした。「再開後のインタビューの放送については今夜の放送から出して行く予定」とも明かした。
