寺尾聰 佐藤浩市がサプライズ登場で花束贈呈「腰を抜かしそう」
俳優で歌手の寺尾聰(78)が23日、都内で映画「父と僕の終わらない歌」の初日舞台あいさつを行った。
18日に78歳の誕生日を迎えた寺尾は、サプライズ登場した佐藤浩市(64)から花束を渡され、「驚いて腰を抜かしそう。声が出ないぐらい驚いています」と笑顔。
寺尾にとっては「弟のようにしてずっと生きてきました。親(それぞれの父親で名優の宇野重吉さん、三國連太郎さん)の代からの付き合い」だといい、佐藤も「普段は寺にいと呼んでいるんですけど、今日は寺尾さんで。おめでとうございます、初日」と“兄”への親愛を込めて祝福した。
また、寺尾は「去年春頃、正直あんまり具合が良くない状態だった」と体調不良を打ち明け、「これが最後で仕事やめようかなと内心、ちょっと頭をよぎっていた」と、引退も考えたことを告白。「早く処置して、今は非常に快適でまた頑張れる」と、現在は復調していることも説明した。
この日は息子役の松坂桃李(36)、松坂の幼なじみ役の佐藤栞里(34)らも登壇した。
