ミセス「MAJ」初代栄冠 大森元貴「今年がデビュー10周年で」「あの~、良かったね」 初開催“日本版グラミー賞”

 日本最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」(MAJ)の授賞式が22日、京都・ロームシアター京都で開催された。主要6部門が発表され、Mrs. GREEN APPLEが最優秀アーティスト賞に輝いた。最優秀ジャパニーズソングアーティスト賞、カラオケ特別賞カラオケ・オブ・ザ・イヤーも獲得し、全体では“3冠”となった。また、授賞式前のレッドカーペットには中島健人、Number iらが登場。初開催の“日本版グラミー賞”に花を添えた。

 今年メジャーデビュー10周年を迎え、ノリにノッている“マンモスバンド”が再び快挙を成し遂げた。MAJラストを飾る主要6部門の一つ「最優秀アーティスト賞」として名前を呼ばれたMrs. GREEN APPLEは、3人で顔を見合わせて感激の表情。壇上で「The Ruby」と呼ばれるトロフィーを受け取ると、さらに満開の笑顔が咲いた。

 ボーカル・大森元貴(28)は「今年がデビュー10周年でして、今年に入ってメンバーの大切さや、十何年を振り返ることを初めてやってみた。たくさんの方のサポートと僕が幸い曲を作るのが好きだったので、何とかやってこれた」と振り返り、メンバーを見て「あの~、良かったね」と喜びを共有。メンバーも大森の肩に手を添えてお互いをねぎらうと、温かな拍手が会場を包んだ。

 Mrs. GREEN APPLEは、ボーカルの大森、ギターの若井滉斗(28)、キーボードの藤澤涼架(32)によるスリーピースバンド。15年7月にメジャーデビューし、大森が描く歌詞の世界観と豊かな楽曲性が高く評価されてきた。23年のNHK紅白歌合戦に初出場し、23年から2年連続で日本レコード大賞の大賞を受賞した。

 バンドの勢いは止まらず、主要ストリーミングサービスにおいて「ダーリン」「コロンブス」「ケセラセラ」「私は最強」「ダンスホール」「青と夏」を含む25曲が総再生数1億回を突破するなど、日本の音楽チャートを席巻。数字からも日本最強のバンドであることを証明している。メジャーデビュー10周年に華を添える賞を獲得し、メモリアルイヤーの勢いをさらに加速させていく。

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