【山田美保子のミホコは見ていた!】白石聖に好機到来 大河「豊臣兄弟!」で永野芽郁の代役有力に

 永野芽郁が来年度の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK)を降板。代役に白石聖の起用が有力になった。

 永野に対しては「スポンサーの顔色を気にしなくていいNHKなのだから辞退しなくてもいいのではないか」との声が一部にはあるが同局が受信料で成り立っているのは周知の事実。もしも永野を出演させたならネットとは異なる“御意見”が届くことになっただろう。

 果たして一夜にして注目が集まっているのが白石だ。2019年、12代目「ゼクシィ」ガールに選出され、翌2020年には、フジテレビ系・東海テレビ制作のホラー作品「オトナの土ドラ『恐怖新聞』」に初主演している。筆者が彼女を確認したのはこのときで、ベテランの黒木瞳や個性派の駿河太郎、怪優・坂口涼太郎らの中で奮闘していたことを思い出す。

 さらには2023年、カンテレ制作・フジテレビ系で天海祐希主演の「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」で探偵事務所の“押しかけバイト”役を好演。抜群のスタイルを強調したキュートなファッションも印象的だった。

 今回、彼女の名前が浮上したタイミングは5月11日、戸田恵梨香や有村架純、吉岡里帆ら大人気女優らが多数所属することで知られる「フラーム」に移籍した直後のこと。同年代には鳴海唯や中村里帆ら若手も揃っており、整った環境でジャンプアップしていくことは約束されたようなものだ。

 “大河ドラマ”“代役”で記憶に新しいのは、2020年放送、長谷川博己主演「麒麟がくる」である。なんと放送開始の6週間前に薬物事件により同作を降板した沢尻エリカに代わり川口春奈が選ばれ、急遽大幅な撮り直しとなり、放送日も当初の予定から2週後にずれ込んだ。

 通常、大河ドラマの撮影は前年の6月から始まり、メインキャストは週に5~6日、拘束されると言われている。このスケジュールが確保できなければどれだけ希望しても急な代役は務まらない。

 当時、川口の起用については「暇だったから」との声もあったが、乗馬の練習に励んだり時代劇特有の作法を会得したりと強行日程の中、猛稽古に取り組み、彼女は見事、帰蝶(濃姫)を演じきった。その後、彼女の仕事が良き方向へ様変わりしたのは御存知の通りだ。

 人気作のヒロインとしてだけでなくCMクイーンとして昨年は24社に起用され、イメージの良さも最強の川口春奈に倣い、白石聖には遠慮することなく頑張ってほしい。とにかく好機到来だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス