W主演・本宮泰風&山口祥行 「トクリュウ」と戦う 本宮「毒をもって毒を制す」 テレ東系ドラマ「日本統一東京編」
俳優・本宮泰風(53)と山口祥行(53)が、テレ東系ドラマ「日本統一 東京編」(7月2日スタート。水曜、深夜1・00)にダブル主演する。ビデオシネマの大人気シリーズで、地上波では「北海道編」「関東編」に続き第3弾。このほどデイリースポーツのインタビューに応じ、見どころを語った。
2013年から全68巻まで続いている任侠シリーズが、初めてテレ東で連ドラとしてサスペンスエンターテインメントを繰り広げる。侠和会の若頭・氷室蓮司を演じ、総合プロデュースを担う本宮は「地上波では3作目なので、喜びよりさらに進化してパワーアップしていかないとプレッシャーの方が強い」と力を込めた。
侠和会本部長三代目川谷組組長・田村悠人役の山口は「地上波ドラマだけでなく、劇場版もリンクしてやろうという企画なので、さらにレベルアップしています。そこに驚きがあります」とコメント。6月6日公開の映画「田村悠人」とリンクして企画された作品でもあり、気合が入っている。
今作では、侠和会と、闇バイトとして昨今、大きな話題となっている匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」との戦いが始まる。「弱きを助け強きをくじく」侠和会らしく警察が追う案件に介入し、闇に迫る。「極道の世界にいる氷室と田村ならではの悪に対しての切り口、悪に対しての成敗の仕方みたいな毒をもって毒を制すですね」と本宮。山口は「裏社会で生きてきたカタルシスみたいなのが日本統一にはあるので、解決の仕方はほかの物語とは違うのかな」とほかの勧善懲悪ものと一線を画す面白さを強調する。
2人は高校時代からの親友で、撮影中もあうんの呼吸で進んだという。「そもそも仲良しで、40年近くの付き合いですし」と本宮。山口は「アウトローな人間たちが警察とも接触しつつ、解決するところが見どころだと思います。現実的にはありえない部分もありますが、そこは肩の力を抜いて見てもらえたら」という。息の合った氷室と田村のバディで、侠和会VSトクリュウのバトルを地上波らしからぬ内容で見せていく。
