乃木坂４６が１８日、東京・味の素スタジアムで「１３ｔｈ　ＹＥＡＲ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ　ＬＩＶＥ」を開催した。２日間で計１０７曲を歌い、計１１万人（各日５万５０００人）を動員した。

　広大な味スタを、３９人のメンバーが駆け抜け、キャプテンの梅澤美波（２６）は「ありったけの愛と感謝を伝えます！」と熱く盛り上げた。２日目は初日とは違う楽曲で、４６分間ノンストップメドレーも届け、「おいでシャンプー」など歴代の名曲を披露していった。ラストでコンサートでは初めてとなる、外周一周を囲うようにした花火が打ち上げられた。

　今回は乃木坂４６のＢＩＲＴＨＤＡＹ　ＬＩＶＥとしては過去最大級の規模。１０周年だった２２年の日産スタジアムに続く、２回目のスタジアム開催は、２日間で計１１万人が客席を埋め尽くし、トップアイドルとしての人気を改めて見せつけた。

　「これからの乃木坂４６を築いていく新しい乃木坂４６をお見せしたい」と梅澤。２月に加入した６期生は、グループ全体のライブには初登場となった。一人一人名前を読み上げられ紹介されると、「タイムリミット片想い」などを堂々、パフォーマンスした。

　この日は「真夏の全国ツアー２０２５」の開催も発表された。７都市１６公演の大規模ツアーでファイナルは恒例の明治神宮球場４デイズ。同球場では１０度目という記念すべき公演を迎える。中西アルノ（２２）が「今のこの乃木坂４６が絶対に最強だって言いきれます。乃木坂まだまだ登っていけますよね！？」と涙ながらに熱く語りかければ、久保史緒里（２３）は「これから成長した乃木坂４６をお見せできるように頑張ります」と力を込めた。