伊集院光 自転車のイヤホン禁止に「雑な法律作っちゃうと混乱する」 対策は必要も「バランス悪いな」

 タレントの伊集院光が12日深夜に放送されたTBSラジオ「JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」に出演した。

 自身が参加する草野球リーグで、周辺住宅への配慮から飛距離の出すぎるバットの使用が禁止されているが、基準が曖昧であると明かした伊集院。そこから話題は交通法の改正により、将来的に反則切符が切られることとなる自転車の交通違反へ移り、「決まりを作る人が現状をよく分かってないのは困ったもんだな、と思うのは」と語り出した。

 「もちろん自転車に無法者が多いのはわかります。ちょっと前まで自転車でイヤホンをするのは、オレも言語道断だと思っていた」と前置きした上で、「ちょっと補聴器に近いような、カスタマイズして、人の声とか外の音を聞きやすくする、というモードもできてる」と、最近のイヤホンの進化を語った伊集院。「全面的にイヤホン、ヘッドホンダメですよ、ってことになると、もうどうしていいかわからない。安全な運転に支障があるような形で使うなって書いてあるんだけど、それが自治体によって全然違う」と、疑問を投げかけた。

 その上で「ルール作っている人は、今一番普及しているといっていいApple社のAir Podsが、補聴器の機能を持っていることをおそらく知らないんだと思う」と私見を述べた。「対策はしないといけない」としつつ、「雑な法律作っちゃうと、みんな混乱するし、取り締まる人も相当大変で。『音楽聴いてんのか』って言われて、『いやいやこれ補聴器代わりに使っているんですけど』、みたいなことを想定して作っていないと思うんだよね。いろんなことの決まりを作っていく時にバランス悪いなって思ってます」と、語っていた。

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