トラジャ宮近海斗 トム・クルーズから金言授かる「誰かに許可を得るとか気にせず、どんどんやってください」
米俳優トム・クルーズが7日、都内で、主演する大ヒット映画シリーズの第8作「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」(23日 日米同時公開)の来日記者会見を共演のヘイリー・トウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー監督と行い、Travis Japanの宮近海斗に金言を授けた。
TBS「ニノなのに」の仕事で記者会見に出席したことを説明した宮近は、英語で「イーサン(クルーズ)がどうやって脱出するか、ずっとハラハラドキドキしていた」と映画の感想を述べ、「あなたのエネルギーはどこから来るのでしょうか、モチベーションはどこから来るのでしょうか」と質問した。
これに対し、クルーズは次のように丁寧に答えた。
「情熱と愛、これこそが自分だと思います。目標を常に持っていて、常に山に登り続け、新たな頂を作っていく挑戦が大好きです。何かを作るのに許可を得るのではなく、何があっても作り上げたい、達成できるようにするのが、自分のやっていることです。才能ある人たちとインスパイアされ合う、人生そのものです。
難しいとか、挑戦とか、全然かまわないで、どんな大きな挑戦でも、とにかく絶対に何があっても諦めない。目標を立てて、何すればいいのか、達成するにはどんなスキルが必要で、何を学べばいいのか、自分にゴールを課して、人生の中で達成していきます。人生は冒険です。怖くないのかとよく聞かれますが、もちろん(恐怖心は)あります。いろんな感情ありますが、それは持っていてかまいません。とにかく前進していきます。
私は人々が好きで、人々をエンターテインすることが好きで、自分がどれだけ光栄な立場にいるかを当たり前に思わないようにしています。4歳からこういう世界に来ることを夢みていて、ずっと夢をかなえています。それが私の情熱だし、だからこそできると思います。一生懸命毎日仕事して、人々をエンターテインすることに魂をささげたいと思っています。それが私です」
この答えに感銘を受けた場内からは、大きな拍手が起きた。
クルーズは最後に宮近を「やり続けことです。誰かに許可を得るとかは気にせず、どんどんやってください」と激励していた。
