米俳優のトム・クルーズ（６２）が６日、東京都庁都民広場で行われた、主演映画「ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング」（５月２３日、日米同時公開）ジャパンプレミアに登場した。

　雨の中、黒のスーツで登場したトムがレッドカーペットに現れると、約１０００人の観衆が集結した会場は大歓声に包まれた。「ミッション－」イベント史上初の東京都庁での開催で、開会宣言した小池百合子東京都知事に「トム・クルーズさん、ようこそ。東京都庁でこの歴史的瞬間を迎えることができ、大変光栄です」と歓迎され、がっちり握手をかわした。

　３年ぶり２５回目の来日となったトムは笑顔で手を振り、ファン一人一人と握手。記念撮影にも応じた。「ここに戻ってこられて幸せです。皆さんが大好きです。みんなと７年かけて作り上げた作品。誇りに思っています」と笑顔で話した。

　イベントの最後には都庁舎でプロジェクションマッピングが上映され、作品を記念した花火が打ち上がると、共演のサイモン・ペッグ、ヘイリー・アトウェルらと抱き合い、感激の表情でイベント成功を喜んだ。