IMP.初の主演舞台開幕 滝沢秀明社長が約3年ぶり演出 10トンの水、腹筋太鼓、70万枚の花吹雪などワールド健在
男性7人組グループのIMP.が1日、グループ初の主演舞台となる「IMPACT」の初日を名古屋・御園座で迎えた。所属するTOBEの滝沢秀明社長(43)が構成・演出を手がけ、“滝沢ワールド”全開の舞台となった。
インパクト抜群の舞台が始まった。佐藤新(24)は「無事に開幕できてすごくうれしい。僕たちが舞台に立てるのはたくさんのことを教えてくれた先輩、滝沢社長のおかげ。駆け抜けます!」と勢いよく宣言した。
舞台はショーと芝居の二部構成。ショーでは70万枚の花吹雪の中でIMP.の7人が美声を披露。佐藤とリーダー・影山拓也(27)のデュエット曲では100キロの砂が降りそそがれるなど圧巻だった。
“滝沢イズム”も健在だ。滝沢社長はこれまで「滝沢歌舞伎」などで舞台演出を手がけており、今回は約3年ぶりの演出担当。ショーでは名物の腹筋太鼓が組み込まれ、後半の芝居パートではかつて滝沢社長も演じた「平将門」を上演した。
メンバーは10トンの水が降りそそがれる演出の中、水しぶきが上がるほどの激しい戦闘シーンを熱くこなした。影山は、あまりの水量に「体感スイカ100個分ぐらい」と笑わせ、松井奏(24)も「逆に湯気出てるよね」と楽しげだった。滝沢社長も演じた平将門役を務めた佐藤は「歩き方、所作、何から何までびしばし、びしばし、ご指導いただきました」と社長の熱血指導に感謝した。
御園座は2018年に滝沢社長が「滝沢歌舞伎」で出演者として最後の公演を行った場所。後輩グループの「CLASS SEVEN」から5人が出演し、エンディング曲の作詞を北山宏光(39)が手がけるなど、TOBEの縁と力が結集した舞台となる。
御園座での5月24日、25日の3公演は全国の映画館でのライブビューイングが決定している。
