フジテレビ系で放送される結成１６年以上の漫才師による賞レース「ＴＨＥ　ＳＥＣＯＮＤ～漫才トーナメント～」（５月１７日）の組み合わせ抽選会と記者会見が２５日、都内で行われた。決戦に挑む８組の対戦カードが発表された。

　３年連続決勝進出で、過去２大会ともに第１試合だった金属バットの友保隼平は、この日のＭＣを務めた昨年王者のガクテンソク・よじょうに、異例の代打でくじ引きを依頼。「これほんま嫌やわ」と顔をしかめたよじょうは７番を引き、金属の２人を見事に第４試合に位置づけ「めちゃくちゃホットとする」と安堵。友保は「ちょうど良い所引いてくれました」と喜んだ。

　一方で対戦相手が大ベテランのザ・ぼんちに決まると「だるいわー」と本音。小林圭輔は、「ＳＥＣＯＮＤでは新人だから胸貸したい」と大胆不敵に挑発した。

　後輩からの思わぬ発言に、ぼんちおさむは「なめとるやろ！」と冗談交じりに憤慨。一方で里見まさとは「正直一番やりたい相手だった」とし、「勝っても負けてもこの２人やったら席譲るから、テッペン行ってくれ」と師匠らしく語ったが、友保は「もう辞退しなはれ」「ぼこぼこにしてやりますよ！」と挑発が止まらなかった。

　今年は史上最多１４０組がエントリー。抽選の結果、第１試合はツートライブＶＳモンスターエンジン、第２試合はマシンガンズＶＳはりけ～んず、第３試合は囲碁将棋ＶＳ吉田たち、第４試合は金属バットＶＳザ・ぼんちが激突する。