タモリ「かなりボケています」日々実感 8月で80歳に「歩いて老化を少しでも」防ぎたい
タレントのタモリ(79)が21日、都内で、NHKスペシャル「人体3」(27日放送開始。日曜、後9・00。全4回)の取材会に出席した。人体の仕組みに迫る人気シリーズ「人体」の最新作で、新シリーズは「命とは何か」がテーマ。8月に傘寿を迎えるタモリが自身の老化について語った。
タモリは自身の体で気になることを「かなりボケていますね。日々の生活で思います」とぶっちゃけ。毎日料理をする際に冷蔵庫に食材を取りに行くが、2~3歩歩くと何を取りに行くのか失念していることを例に、「番組に付いていくのも大変」と年を感じたエピソードで笑いを取った。
年齢に抗い、健康のためにやっていることを「歩く事ですね」とキッパリ。「どの程度ボケるか予測はつかないけど、歩いて老化を少しでも(防いでいる)」と語ると、W司会を務めるノーベル賞科学者・山中伸弥氏(62)も「歩く事によって骨から良い物が出ますから」と横でうなずいた。
新シリーズの収録を終えたタモリは「ますます混乱しています」と生命の神秘と謎に食らった様子だったが、「抜群のCGでかみ砕いて楽しめる内容」とアピール。最先端の技術を用いて日々研究に勤しむ山中氏も「新たな研究アイデアがこの番組から生まれた」と研究意欲をかき立てられていた。
