フジHD金光修社長 SBI北尾氏とは争わず寄り添う姿勢「我々の考え方をまとめていきたい」
フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長が17日、東京・台場のフジテレビで取材に応じた。大株主で米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが同社に社外取締役の選任を提案する書簡を送り、候補者として上がったSBIホールディングスの北尾吉孝会長が17日に会見したことを受け、所感を述べた。
北尾氏は、2005年にライブドアがフジの親会社だったニッポン放送の株式を所得しようとした際、友好的買収者(ホワイトナイト)として手を差し伸べてくれた人物。だが、会見で北尾氏は「敵対するなら勝負する」とし、株5%ほど買う可能性を示唆した。
金光氏は「20年前に当社グループのニッポン放送株の騒動で会社の方向とは違う方向にいっていた時、当時の北尾さんがホワイトナイトとして出てきていただいて、我々が目指す方向へ修正して下さった。にもかかわらず、今回このような不祥事を起こしてしまっておわびしたい」と述べ「北尾さんが前向きに提案されていることに関しては、敵対するという立場ではなく、我々の考え方をまとめていきたい」と寄り添う姿勢を示した。
ダルトンが示した社外取締役12人の候補者の中には、STARTO ENTERTAINMENTの福田淳CEOの名も上がった。金光氏は名指しで福田氏について問われたが「個々に対する論評は控えさせてもらいたいが、我々の業界に近い方だなという認識は持っております」と語るにとどめた。
また、東京株式市場では、フジHDの株価が乱高下。午前中は急上昇したが、前日比184円(約6%)安の3031円で取引を終えた。
