政界の大御所 爆問・太田の炎上を高評価「ずけずけものを言う」「メディアはもっとストレートに」
衆院議員の小沢一郎氏が13日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、番組MCの太田光について「ずけずけ言う」と評した。小沢氏は政界の壊し屋とも異名をとり、太田は「壊し屋同士。気が合う」と好意的に受け取った。
番組では、与党が検討している国民に一律3万円から5万円の給付金について話し合った。同局の若林有子アナウンサーが小沢氏を直撃。小沢氏は「そのやり方は少しレベルが低すぎて。参議院の選挙を前に国のお金をばらまいて買収するような話。これはちょっといけないと思います。国民の皆さんひとりひとりの生活設計に資するようなやり方をすべき」と与党案に異議を唱えた。
野党側から減税案が出ていることについて小沢氏は「それぞれの家庭に一番、響く。そして気持ち的にも一番効果があるのは、毎日出くわす消費税だと思う。それを下げるということは決断すべき」と野党案に賛成の考えを示した。
ここで若林アナが、なぜサンジャポの取材を受けたのかと尋ねた。小沢氏は太田の番組に「出してもらったことがあるんです」と太田に恩義があったことを明かした。若林アナが「太田さんは選挙特番だとすぐに炎上するんです」と問いかけた。
小沢氏は「ずけずけ言うからだろうね」と分析。「メディアも持って回った言い方じゃなくてストレートに言うべきだと思う。オブラートに包んで意味不明なことばかり言う。良くない」と太田の姿勢を高評価した。これに太田は「壊し屋同士、気が合うんです」と笑顔で応じた。
