大阪・関西万博開会式で絢香が天皇皇后両陛下の前で国歌独唱 尾上菊之助ら「連獅子」で未来の祭り表現
13日に開幕する大阪・関西万博の開会式が12日、大阪市の会場内にあるEXPOホール・シャインハットで行われた。
天皇皇后両陛下もご臨席される中、歌手の絢香(37)が国歌独唱に黒のロングドレス姿で登場。日本国旗の掲揚とともに、君が代を伸びやかに歌い上げた。「祭り」と題されたプログラムでは、歌舞伎俳優の尾上菊之助(47)、中村隼人(31)、中村莟玉(28)が「連獅子」を披露。ストリートダンサーやバーチャルアイドルらとともに、豪快な毛振りを見せ、未来の祭りを表現した。
歓迎のあいさつに立った吉村洋文大阪府知事(49)は「史上初となる海上万博の実現を目指して全力で準備してきました」と語り、参加国や工事関係者、ボランティアらに向けて「ありがとう」を7回繰り返した。
最後のプログラムでは、新しい学校リーダーズとimaseが共演。AIがその場で生成した楽曲に合わせてパフォーマンスし、リーダーズのSUZUKAが「Welcome to EXPO 2025!」と絶叫。世界的イベントの幕開けを宣言した。
