１０日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「あんぱん」では、嵩（木村優来）が、母・登美子（松嶋菜々子）を訪ねて高知まで歩いて行く。

　嵩の弟で、寛（竹野内豊）の養子となった千尋が、高熱を出す。千尋は嵩に「母ちゃまに会いたい」と言い、嵩はのぶ（永瀬ゆずな）に相談する。

　嵩宛に登美子からハガキが来ていた事を知っているのぶは「連れてきたら？ハガキが来たってことは住所わかってるってことでしょ？会いに行って連れてくればいい。うちならそうする」と言ってしまう。

　後日、嵩は思いついたように高知行きを決意。途中、ヤムおじさん（阿部サダヲ）に、高知まではどれぐらいかかる？などと聞き、ヤムおじさんは「歩きでも線路沿いをいけば着く」と助言。そのまま嵩は歩いて再婚したはずの高知の登美子の家までたどりつくが…。

　嵩たちが住む「御免与」は、高知県南国市の後免がモデルと思われるが、後免駅から高知までは約１０キロ。小学生の嵩が歩く距離としてはかなりの長距離と言えそう。ネットでも「嵩が高知に着いたのを見て、グーグルマップで後免から高知まで経路検索したのは、私だけではないはず」「グーグル先生に聞いたら２時間半ぐらいかかるらしい」「８歳なのに高知まで歩いて行くなんて」など驚きと心配の声が上がっていた。