SEVENTEEN 韓国の山火事被害者に1億円を寄付 現地災害協会は「深く感謝」
日本各地で山火事が発生し、鎮火のめどが立たぬ中、韓国でも21日より慶尚南道(キョンサンナムド)山清(サンチョン)、慶尚北道(キョンサンブクト)義城(ウィソン)、蔚山(ウルサン)蔚州(ウルチュ)などで、同時多発的に火災が発生。現在も広がりを見せており、史上最悪の山火事記録を更新していると26日、現地メディアが一斉に報じた。
その後、歌手で女優のIU(アイユー)やNCTのヘチャンなど、多くの芸能人が多額の寄付を相次いで報告する中、韓国の13人組グループ・SEVENTEENが10億ウォン(約1億円)を寄付したと27日、現地メディアのウィキツリーなどが報じた。
記事によると、HOPE BRIDGE全国災害救援協会はこの日「SEVENTEENが、山火事被害に遭った住民を助けるため、多額の寄付をしてくれた」と発表したという。そして「寄付金は、間もなく山火事被害者支援に投入される」と明かし、協会事務総長は「SEVENTEENのあたたかな支援に、深く感謝を申し上げる」「寄付金は、被害に遭った方たちが、一日も早く日常生活に戻れるよう、迅速かつ透明性をもって使用される」と言及した。
また、SEVENTEENは「被害に遭われた方たちの、少しでも力になることを願っている」「犠牲者の方たちを、深く哀悼するとともに、つらい日々を送っている全ての方たちにも、ねぎらいを伝えたい」とコメント。
ウィキツリーは、今回のSEVENTEENの寄付が特別なものではなく、13人が普段から見せてきた、地道なチャリティー活動の延長線上にあるものだと伝えている。
現地の中央災害安全対策本部によると、27日午前6時現在、26人が死亡、8人が重傷、22人が軽傷など、人的被害は56人に達したと発表。特に慶尚北道地域の被害が大きく、死亡者22人のうち、ほとんどがこの地域の住民だという。
