Juice=Juice・リーダー段原瑠々 “二刀流”奮闘 グループ&ソロでも魅了 新体制初シングルに一致団結

 アイドルグループ・Juice=Juiceのリーダー・段原瑠々(23)がグループとソロ活動の“二刀流”をこなし、奮闘している。2月26日には両A面となる「初恋の亡霊/今夜はHearty Party」をリリース。リーダー就任後初のシングルに並々ならぬ気合をのぞかせた。Perfumeらを輩出した「アクターズスクール広島」出身で、ハロプロの実力派。3日に毎年恒例のソロコンサート「段原瑠々ライブ2025 ~ルルウタアンコール~」も開催し、歌とダンスで魅了した。

 最後のオリジナルメンバー・植村あかりが昨年6月に卒業したJuice=Juice。新体制での記念すべき初シングルの「今夜はHearty Party」は、シンガー・ソングライター竹内まりやの1995年のヒット曲。最高の作品に仕上げるため、一致団結して歌に取り組んだ。

 「竹内まりやさんの良さがすごくある歌ですけど、私たちらしさも出せたらいいなと思って歌いました。リスペクトをこめて撮影だったり、レコーディングにも挑ませていただきました。どちらのファンにも喜んでいただけたら」

 竹内の楽曲をカバーするのは、21年の「プラスティック・ラブ」以来2度目。今作では全員がソロパートを持っていて、MVも趣向を凝らした。

 「パーティーの題名のとおり、普段着っぽい私服に近い衣装で、それでいてパーティー感があるような雰囲気を出して臨みました。みんなの素の表情を見られるので珍しいかなと思います」

 17年にグループ入りすると、歌にダンスにメキメキと実力をつけ、ハロプロの歌姫的存在まで登りつめた。今年も「ルルウタ」としてファンから親しまれているソロコンサートを開催している。

 ハロプロメンバーのソロは異例。生バンド演奏で歌唱力を披露する。「自分の声で強弱をつけていかないと、すごく平たんになってしまう」。ソロアーティストとしても、「移動中に1人で(歌を)聞きまくっています」と、時間を有効に活用して精進している。

 Juice=Juiceとしても、25年はいい船出を切った。1月から始まったウインターフェスは今月1日、地元・広島で千秋楽を迎えた。19年にはマツダスタジアムでの広島戦で国歌独唱し拍手喝采を受けるなど、思い入れのある地元。「広島に行く時は『もみじ饅頭』をメンバーに配っているんです。一緒に食べて頑張ってます」。

 リーダーとして、グループ結成時の良さを引き継ぎつつも、さらなる飛躍のため一人一人との対話を大事にしたいという。「楽屋ではみんな、わっちゃわっちゃして元気いっぱいです。後輩メンバーもいろいろアイデアもあると思うので、意見を取り入れていけたらいいですね」。理想の未来図へ、着実に歩を進める。

 ◇段原瑠々(だんばら・るる)2001年5月7日生まれ。広島県出身。A型。小学1年から6年までアクターズスクール広島に通い、2013年にハロプロ研修生に。17年6月にJuice=Juice入りを果たした。24年5月には初の写真集「ルルイロ」を出版。同年6月にグループの新リーダーに就任した。特技はピアノの弾き語り。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス