IMP.が演じる「IMPACT」グループ初の主演舞台 3年ぶり演出“滝沢ワールド”復活

 男性7人組グループのIMP.が9日、グループ初の主演舞台となる「IMPACT」(5月1日~25日、名古屋・御園座など)の制作発表記者会見に登壇した。所属するTOBEの滝沢秀明社長(42)が構成・演出を手がける。滝沢社長が演出を手がけるのは22年9月~11月まで上演された舞台「少年たち あの空を見上げて」以来、約3年ぶり。この日は久々となる“滝沢ワールド”再現への思いも語った。

 勢いに乗るIMP.が新たな挑戦に臨む。同グループ初の主演舞台が決定し、佐藤新(24)は「デビュー前からいろんな先輩の背中を見て、座長が憧れだった。とてもうれしく思う」と気を引き締め、リーダーの影山拓也(27)は「お客さんにインパクトを与えて、新しい歴史を刻みたい」と意気込んだ。

 舞台はショーと芝居の二部構成。芝居パートではかつて滝沢社長も演じた「平将門」を上演し、エンディング曲の作詞は北山宏光(39)が手がける。後輩グループの「CLASS SEVEN」も出演予定と豪華な内容になった。

 滝沢社長はこれまで、「滝沢歌舞伎」や「少年たち」など舞台の演出を手がけてきたが、今回は約3年ぶりの演出担当。「(感覚は)正直忘れましたね。久々すぎて、ちょっと鈍ってました」と笑ったが、「やればやるほど欲も出てきた」と気合十分。演出では計10トンの水を使用予定で、さらに時間をイメージして砂を降らせ続ける仕掛けも考えているという。

 舞台初日の場所となる名古屋・御園座は、2018年に滝沢社長が「滝沢歌舞伎」で出演者として最後の公演を行った場所でもある。当時同舞台に出演していた影山は、滝沢社長に「厳しさもありながら愛を感じている」と感謝し、「成長した姿を見せられたら」と思いを強めた。

 公演タイトルの「IMPACT」は「インパクトを残す」ことはもちろん、「IMP.」が「ACT(演じる)」こともかけられた。滝沢社長は「エンターテインメントを世界に広げていく作業に興味がある。次はもっと大きい的を見ていきたい」と将来的な世界進出も見据えた。まずは日本に、そして世界へ向けて衝撃を与える。

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