2025.03.05

片岡愛之助　５３歳誕生日に復帰　妻・藤原紀香に「本当にありがたい」昨年１１月に上顎と鼻骨を骨折

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　歌舞伎俳優の片岡愛之助（５３）が４日、東京・歌舞伎座で開幕した「三月大歌舞伎」（２７日まで）の「通し狂言　仮名手本忠臣蔵」の大星由良之助役を演じ、舞台復帰を果たした。昨年１１月２９日、舞台稽古中の事故で上顎（じょうがく）と鼻骨を骨折。この日は負傷の影響を感じさせず、歌舞伎では初めてとなる由良之助役を堂々と演じきって喝采を浴びた。

　愛之助はこの日が５３歳の誕生日で、妻の女優・藤原紀香によれば「面白いな」と言って、いつも通り自宅を出たという。夫の復帰に、藤原は「お客さまの前でお芝居ができること、こうやって舞台に立てること、本当にありがたい」と涙声でファンや役者仲間らの応援に感謝していた。

　なお、由良之助役は片岡仁左衛門、尾上松緑とのトリプルキャストとなっている。