桜井日奈子 発生から30年となる「地下鉄サリン事件」ドラマに出演「覚悟を持って向き合うべき作品」
女優の桜井日奈子(27)が、声優・俳優の津田健次郎(53)が医師役でドラマ初主演となるフジテレビ系「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」(21日)に出演することが4日、分かった。
本作は、今から30年前の95年3月に発生した「地下鉄サリン事件」を題材にしたドキュメンタリードラマ。桜井は津田が演じる救命救急センター長・剣木達彦の指示で、事件直後に築地駅に向かう看護師・星野奈緒役。状況を取材する中で医師ら関係者の証言をもとに描かれたキャラクターとなっている。
同局ドラマへの出演は19年「砂の器」以来、6年ぶり。「サリン事件」後の1997年生まれで「調べるほど悲惨で、残酷で、とても胸が苦しくなるような事件で生半可な気持ちでは務まらない、覚悟を持って向き合うべき作品」と語る。
そして「30年たった今でも苦しみ続けている方がいて、この事件がなければ亡くならずに済んだ命があった事を思うと、やるせない気持ちでいっぱいになります。何が起こっているのか分からない混乱の中、一人でも多くの人を救おうと懸命に対応した全ての方へ敬意を込めて、演じさせていただきます」と決意を込めた。
主演の津田の他、泉澤祐希(31)の出演も発表された。
