兒玉遥、卵子凍結で女性医師希望も通らず 男性院長の施術に「精神的負担」と率直吐露

 元HKT48で俳優の兒玉遥が1日、XでABEMA「ダマってられない女たち」で起こった病院側との食い違いについて長文で説明。「ABEMAの番組に対しての抗議ではありません」とした。

 兒玉は、卵子凍結に再チャレンジする様子をABEMA側から密着取材させてほしいとう依頼があり、「誰かの役に立てれば」との思いで取材を受ける事に同意。「女性医師による診療が選択可能」というクリニックを選び、「前回担当していただいた女性医師に診察して頂くことを希望」したという。

 だが撮影前日に病院側から「院長(男性)が担当する形で進めたい」とマネジャーを通じて言われたといい、兒玉は「自費で受ける医療なのだから、他の医師でもいいので女性医師を選ばせて頂きたい」と主張したという。

 だがクリニック側は「男性院長の方が症例数も多く、クリニックとして院長で進めたい」「その方がクリニック側も安心できる」という理由で兒玉の要望は聞き入れられなかったという。

 撮影が迫っており、断れば番組にも迷惑がかかるとして受け入れてしまったというが、術前説明はかまわないが「内診だけでも女性医師に担当してもらえないか」と再度お願いし、番組側も「放送内容や視聴者の目線から考えても女性医師の方が良いのではないでしょうか」と提案するも「受け入れてもらえなかった」という。

 「『男性に局部を見られているところを撮影されている』という点をどうしても避けたい気持ちがあり、その希望が通らなかったことに精神的な負担があった」と率直に吐露。手術自体は成功だったがどうしても「納得がいきませんでした」ともつづった。

 「この件は、女性医療のあり方にも関わる重要な問題であり、関係者の皆様や今、女性医療に取り組もうとしている皆様にももう一度よく考えて頂きたく、今回発信させていただきました」と結んでいる。

 続けて兒玉は「誤解を招いてしまったかもしれませんが、ABEMAの番組に対しての抗議ではありません。番組の皆さんは私の意思を尊重しながら、最後まで病院側と『女医さんにしたい』という私の希望を病院側と交渉をしてくださっていました」と説明している。

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