お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が２日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」に出演。自身が所属する芸能事務所「タイタン」が、事務所内で４人にオンラインカジノ利用歴があると発表したことに言及した。

　「タイタン」は１日、オンラインカジノ賭博問題を受け内部調査を行った結果として、４人に利用歴があることが判明したと公表した。公式ＨＰに「ご報告とお詫び」として謝罪文を掲出した。所属タレントら１０６人に対して内部調査を実施したことを報告し、謝罪した。

　さらに同社は、該当者に関しては、すでに仕事上関係性のある関係先に報告、協議を行い、特別更生プログラムの実施や、外部弁護士同伴での任意出頭及び事情説明を行うことを約束していると説明。実名の公表については、弁護士ら専門家と協議し、年齢、ギャンブル依存の程度、悪質性の程度などを考慮し、現時点では公表を差し控えるべきとの判断に至ったとしている。

　太田は「いろんな事務所さんの事件が発覚して、スポーツ界とか。でそれを受けて、ウチでも弁護士さんによる内部調査をしたところ、４名。過去に、あやふやな感じでオンラインカジノをしてしまったかもしれないという人が出たということなんですね。その人たちに関しては、更生プログラムというか、警察に出頭を促すということをタイタンとしてはしました。弁護士によるその人たちには更生プログラムを受けてもらう。いわゆる講習みたなことだと思いますね」と説明した。

　さらに、名前を非公表としたことにも触れ、「名前を公表するしないに関してはいろんな意見があると思うんですけど。外には公表してないんですけど、実は内部調査は弁護士とマンツーマンでやってまして。内部にも公表してないんです。だから我々も誰っていうのを特定してないんですね。例えば、田中がどうだったとか、私がどうだったとか、それぞれ知らないんですよ。田中は疑ってますけど」と言ってスタジオの笑いを誘っていた。

　その一方で「取引先にはちゃんと説明を行って、協議のうえ継続するしないを判断していると。外部の弁護士さんを紹介して、警察に出頭して。警察から法的責任を、この罪に対してどの程度かというのを全部やる」とも明かした。