北大路欣也８２歳 今ならできる「清左衛門」 盟友役・伊東四朗感慨「一番寂しい時にを差し伸べてくれた作品」
俳優・北大路欣也（８２）が２５日、都内で、ＣＳ放送・時代劇専門チャンネルの主演ドラマ「三屋清左衛門残日録 春を待つこころ」（３月８日、後７・００）の舞台あいさつを行った。
作家・藤沢周平氏の長編小説を原作に、人間模様を温かな視点で描く人気時代劇シリーズの８作目。北大路は「最初にお話をいただいた時は６０代後半で（役に）追いつく自信がなくて。７０を超えて、清左衛門に少し追いつけるかなと」と、自身の変遷を振り返った。
清左衛門の盟友役を演じる伊東四朗（８７）は「役の上で（清左衛門と）４０年以上というお付き合いですが、実際の生活ではどんどん周りがいなくなっちゃって。一番寂しい時に手を差し伸べてくれた作品」と、作品への思い入れを感慨深げに語っていた。
