北大路欣也 文化功労者に選出 07年の紫綬褒章、15年の旭日小綬章に続き

 文化庁から文化功労者として顕彰されることになった北大路欣也
 文化功労者の顕彰にあたり、俳優業について熱心に語る北大路欣也
2枚

 俳優の北大路欣也(80)が文化庁より文化功労者に選出され、20日、都内で取材会を行った。2007年の紫綬褒章、15年の旭日小綬章に続き、名誉ある称号を受けることに、「報告を受けた時はビックリしました」と驚きと喜びを語った。

 北大路は戦前戦後のスター故市川右太衛門さんの次男として生まれ、13歳でデビュー。現在まで第一線で活躍できたことを「一作一作に協力してくれた方々の姿がよみがえってきて、こうやって皆さんに支えられて今日がある」と感謝した。

 過去の自身を「先人の方々の活躍の姿を少年時代から見てきた。すごいエネルギーで輝きだったので、憧れで追いかける時期もあった」と回想。「文化功労者に選ばれたのはラッキーだけど、先人はすごい功労をされた。大尊敬」と語った。

 デビューから67年間第一線で活躍できた理由を「出会いに恵まれていた」と分析した。「若い頃はお酒にタバコ、むちゃもやりました」と明かしつつも、現在は「バランスの良い生活」を意識。朝夜に取り入れている自分流トレーニングが日課で、80歳となった現在も健康そのものだ。

 自身の年齢について「年は80歳ですが、精神的には60歳」と胸を張る北大路は、今後へ「その日によって感情も違う。そのリズムを壊さないようにできるだけ前進できればと思う」と成長を約束。俳優という仕事については「許して頂けるなら(生涯現役で)働きたい」と意欲を見せた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス