超大物俳優を2時間半待たす大遅刻!中村雅俊「忘れられない」若手時代の衝撃「太陽にほえろ!」初共演での大失態

 俳優・中村雅俊が23日放送のテレビ朝日系「路線バスで寄り道の旅」に出演した。

 中村は、フリーアナウンサー・徳光和夫、タレント・田中律子とともに神奈川・横浜市の保土ケ谷区から旅をスタートした。

 中村は、新人時代に通った砧の撮影所を前にすると、忘れられない思い出を回想。故・石原裕次郎さんを中心に人気俳優たちが集結した伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」に初出演した日のことを振り返った。

 「昔、ここは国際放映。初めての仕事がここだったんですよ」と俳優としてのスタート地点に感慨深げ。1974年に日本テレビ系ドラマ「われら青春!」に主演デビューし、たちまちスターとなったが「『われら青春!』に出ると決まったんですけど、テレビに出たことがなかったんで、プロデューサーが『ちょっと慣れる意味を含めて、太陽にほえろ!に出なさい』って」と回想した。

 中村が「人質になるお医者さんの役で。ちょこっと、よくしゃべる役だったんですけど、それをいただいて。当日に2時間半遅刻したんです」と振り返った。

 中村は、所属事務所の連絡不備でスケジュールが1日間違って伝わっていたと説明。撮影前夜は友人と徹夜でマージャンをしていたため、事務所からの当日確認連絡もつながらず、結果的には大先輩たちが待つ撮影所に大遅刻で入る失態になったという。

 「乗ったことのないタクシーに乗って。ちょうどそこで止めて、降りて。そしたら(入り口で)チーフ助監督が待っていて。『中村、この野郎!』ってすごい怒鳴られて。『すぐに裕次郎さんの所に行きなさい』って」と振り返った。

 「裕次郎さんの所に行って『すいません!遅刻しました!』って謝って。初めての仕事で。裕次郎さんは『おう!』って、それだけ。後々考えて、そういう心豊かな人なのか、そういう性格の人なのか。いずれにしても、本当にもう何事もなかったように。忘れられないですよ」とスターの寛大さを思い返していた。

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