玉川徹氏「そういう議員が集まっている政党ですか?」情報漏えいの維新3県議 吉村代表もバッサリ「『思いは分かる』って、分かっちゃダメでしょ」

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が24日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。23日に日本維新の会所属の県議3人が記者会見したことについて言及した。

 昨秋の兵庫県知事選の時期に、真偽不明の怪文書や、非公開で行われた百条委員会の音声データなどを、NHKから国民を守る党の立花孝志党首へ提供したことを受けて、増山誠、岸口実、白井孝明の3県議が会見した。

 県知事選に配慮し非公開で行われた百条委員秘密会(知事選後に動画公開)の音声データを提供した増山誠県議は、提供を認めて謝罪した上で、立花氏に情報を提供した状況を説明した。

 玉川氏は「『(増山県議が)この情報をメディアに流しても、流さないだろうって思った』って、当たり前じゃないですか」とバッサリ。羽鳥アナも「真偽をちゃんと確かめないと流しませんから」と応じた。

 続けて玉川氏は「逆に真偽はどうだっていいから流そうって話でしょ」と突き放した。

 百条委員会だった元県議を中傷する真偽不明の怪文書を立花氏に渡したことを認めた岸口氏に対しても「岸口議員だって“誰が作ったのか分からない。誰から渡されてきたのかも分からない”。そういう文章を、中身を見たわけでしょ、少なくとも本人は。中身を見て、この内容が流れればどうなるかがわかってるのに。それを拡散させるために立花さんに渡してるわけでしょ」と指摘した。

 さらに玉川氏は「今回、自分たちの利益っていうのは、斎藤知事を当選させることだと思いますけど。自分たちの利益のためだったら、不確かな情報であれ、プライバシーであれ、選挙に影響が出ない秘密の情報であれ、そういうものをあえて立花さんを使って流布させたってことじゃないですか。そういう議員が集まってる政党ですか維新は?と、いうふうに維新は見られると思う」と日本維新の会のガバナンスに疑問を投げかけた。

 さら返す刀で、この問題に対する吉村洋文代表の発言にも言及。「吉村代表は『思いは分かる』って言ってるんですよ。思い分かっちゃダメでしょ。そもそもやったことがどうかと思いますけど。不確かなものであれ、選挙に有利になるんなら流すんだっていう思いはいいんですか。僕はちょっとおかしいと思いますね」と持論を述べていた。

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