田崎史郎氏、国民民主党は「ネットで批判されるのを避けようとしている」 “年収の壁”合意せずの理由を解説
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が22日、日本テレビ系「ウェークアップ」に出演。「年収の壁」をめぐって、与党の自民党、公明党と国民民主党の間で合意に至らなかったことについて言及した。
現在の「103万円の壁」に対して、公明党が新たな案を提示。年収区分を2段階に分ける自民党案よりさらに細かく、4段階に分ける案を示したが、「178万円」を主張する国民民主は党内に持ち帰ったことを伝えた。
田崎氏は今後の見通しについて「公明党は『我々の誠意を感じてほしい』と説得したんですが、今は誠意が通じる社会ではないので。党利党略で激しく動いているんで、おそらく国民民主党は同意しない可能性が高い」と指摘した。
「去年の12月段階では、積極的に話し合ったんですが、自民党側から見ると要求を次々つり上げてきたり、あるいは会議の途中で席を立ったりしていて、自民党は国民民主党に対してもうんざりしてるんですね。今はあんまり話してませんし、今話し合っているのは税調会長レベルで、自民党の幹事長も政調会長も国民民主党側とは話してないんですね」と現状を説明した。
これにタレントの山崎怜奈が「国民民主党にも、今回公明党案を出して配慮したつもり…ではあるじゃないですか。この後、国民民主党はどうしていくべきだと思いますか?」と尋ねた。
田崎氏は「ここは柔軟に対処するのもひとつの考え方だと思うんですけれども」と前置き。「他の党、自民にしても、維新にしても、立憲民主の方なんかとも話してて、国民民主はどうしていくんだろうっていう話はするんですね。その方々は、国民民主は今ネットを非常に気にしている。ネットで批判されるのは避けよう避けようとしている。ちょっと柔軟性を欠いて、ネットの世界では受けてるんですけど、ちょっと永田町ではなかなか難しくなっている気がします」と解説した。
