日本テレビは１４日、制作現場などを中心に「性的接触を伴う不適切な会食」に関するヒアリング、アンケートを行った結果を発表した。

　フジテレビが、元タレント中居正広氏の女性トラブルに社員が関与していたと報じられたことから、民放各社ではヒアリングなどを実施している。

　女性アナウンサーやコンテンツ制作局・プロデューサーなど１８６人が対象。外部の弁護士４人を入れて調査したという。

　日本テレビではこの日、公式ＨＰに「『ヒアリング等』に関するご報告」と題する文章を掲載。「２０２５年１月２１日にお知らせしたとおり、制作現場などを中心に『性的接触を伴う不適切な会食』に関するヒアリング、アンケートを行いましたが、今回は該当するような不適切な会食はありませんでした」と報告した。

　一方で「回答者からは、タレントを含む番組関係者との会食に『よばれたことがある』とか、『自主的に参加したことがある』といった答えがありました。また、『参加の目的や主旨がはっきりしなかった』などの声があった一方、『参加することが有意義だった』という声もありました」とした。

　「こうした様々な意見を参考にして、会食について、今後も有益なものになるよう、会社として取り組んでまいります」とまとめている。