ガガガSP・桑原康伸さん葬儀でコザック前田が追悼唱 無念、惜別の思い「思った以上に…好きやったんやなって」

 急逝した桑原さんの葬儀で弾き語りを行うガガガSP・コザック前田
 急逝した桑原さんの遺影に向けて弾き語りを行うガガガSP・コザック前田
 ガガガSP・桑原康伸さん葬儀で設営された祭壇
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 5日未明に心不全のため44歳で死去した人気バンド・ガガガSPのベーシスト、桑原康伸さんの葬儀が9日、神戸市内で営まれた。

 家族やメンバーの他、人気バンド・銀杏BOYZのボーカル・峯田和伸(47)らが参列。祭壇には2003年に地元・神戸市の長田区で行った1万人フリーライブでの写真アルバムや、ビール、焼酎、ウイスキーといった酒などが並んだ。

 ガガガSPのボーカル・コザック前田(45)は、桑原さんが加入後の2002年に発表した代表曲「卒業」を弾き語りし、「僕は君を卒業『しない』よ」と、歌詞を一部替えて桑原さんの遺影に向け熱唱。無念さと惜別の思いをにじませ「思った以上に…、自分にとっては友達でもあり、弟みたいな存在でもあり、桑ちゃんのこと好きやったんやなって、改めて感じます」と述懐した。

 デビュー当時はガガガSPと同じ“青春パンクバンド”を結成していた峯田は「残念です。寂しいです。僕はガガガSPがいたから、負けたくないという気持ちで頑張れた」と沈痛な表情で話し、「ライバルであり、弟のようであり、友だちのようであり…。僕もまだ整理がつかなくて。でも、最後にきれいな顔見れて『バイバイ』って言えたから、良かったかな」と言葉を絞り出した。

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