ガガガSPベーシスト・桑原康伸さん急死 44歳、心不全 コザック前田が追悼「ガガガSPは辞めずに続けていくよ」
人気バンド・ガガガSPのベーシスト、桑原康伸さんが、2月5日未明に心不全のため死去したことが7日、分かった。44歳。バンドの公式サイトなどで公表された。
桑原さんは、1997年にボーカル・コザック前田が結成した「ガガガSP」に、2001年12月に加入した。02年1月発売のメジャーデビューシングル「卒業」がヒット。「青春パンクバンド」の旗手として、全国的な人気を誇った。
07年にはインディーズに戻り、活動を継続。12年8月にはアルバムのレコーディング中に急性膵炎で倒れ、救急搬送。約5カ月間、活動を休止し、13年1月に活動を再開した。最近も精力的に活動を行っており、今月1日に愛知県で行われたフェスに出演したばかりだった。
コザック前田は同日、自身のX(旧ツイッター)で桑原さんを追悼。「しばらくは喪に服すと思うけど、ガガガSPは辞めずに続けていくよ。桑ちゃんもそれを望んでると思うから」とつづった。バンドは14日に東京、15日に大阪でライブを予定していたが、ともに中止に。22、23日には台湾でのライブも予定している。