台湾版「花より男子」ヒロイン女優 日本到着時すでに発熱していた 死亡前の状況公開される

 バービィー・スーさん公式インスタグラム@hsushiyuanより
 ク・ジュンヨプ公式インスタグラム@djkooより ク・ジュンヨプ(左)とバービィー・スーさん
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 台湾版「花より男子(流星花園)」で牧野つくしを演じ、人気女優となったバービィー・スー(徐煕媛)さんが、日本旅行中にインフルエンザと肺炎を併発し、48歳という若さで死亡したことが伝えられる中、死亡48時間前のタイムラインが公開されたと7日、複数の韓国メディアが、台湾メディアを引用して伝えた。状況を明かしたのは、中国人の旅行ガイドだという。

 記事によると、バービィー・スーさんは1月29日、羽田空港に到着した当時から発熱していたそうで、その様子に気づいたガイドが「大丈夫か」と確認したほど、具合が悪そうだったという。

 その後、故人は家族らと計画通りホテルで温泉を楽しんだが、夜になるとせきの症状がひどくなったため、知人は「旅行日程を中止して、病院へ行った方がいい」と提案したが「楽しい旅行を台無しにしたくない」と、バービィーさんはこれを拒否する。しかし深夜に症状が悪化、ホテル近くの病院へ救急搬送された。

 救急室の記録によると、当時バービィー・スーさんの血中酸素飽和度は89%にまで落ちており、肺に問題があることは明白だった。それでもバービィーさんは、解熱剤注射を打った後「熱が下がったらホテルに戻る」と言ったため、病院側は「東京の大きな総合病院で、治療を受けてはどうか」と提案。しかし、バービィーさんは「すでに帰国の航空券を予約しているので、台湾へ帰らなければならない」と、これを拒んだ。

 そして2月2日、空港へ向かう途中で呼吸が停止、搬送された病院の医師たちが14時間にわたり処置にあたったが、死亡が確認された。病院到着時に撮影されたバービィーさんのCT映像は、肺が真っ白だったという。

 その後、バービィー・スーさんの葬儀が日本で行われ、故人の夫で韓国歌手のク・ジュンヨプは6日、愛妻の遺骨を胸に抱いて台湾に入国した。

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