サッカー元日本代表の柏木陽介氏、芸能事務所と業務提携発表 SKE48など運営の「ゼスト」と 「新しい自分の価値を創造できたら」
サッカー元日本代表で23年に現役を引退した柏木陽介氏(37)が、SKE48の運営会社で芸能事務所の「ゼスト」とメディアマネジメント契約(業務提携)したことが3日、発表された。
兵庫県出身の柏木氏は、広島で2006年に下部組織からトップチームに昇格。10年に浦和に移籍し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)や天皇杯などの優勝に貢献した。日本代表としても11試合に出場した。21年に岐阜に移り、キャプテンも務め、23年限りで現役を終えた。
引退後は岐阜のクラブアンバサダーに就任。並行して「ぎふ長良川の鵜飼」の観覧船船頭に一般応募者の1人として参加し、面接、研修、実技研修、試験を経て、正式に観覧船船頭として採用された。
「ゼスト」はSKE48をはじめ、アーティスト、俳優、声優などが所属。アスリートもマネジメントしており、現役アスリートではサッカーの遠藤航(リバプール)や鈴木武蔵(横浜FC)とも業務提携している。引退したアスリートでは元プロハンドボール選手の土井レミイ杏利氏も所属している。
柏木氏は事務所を通じて「生活の拠点を岐阜県においていることもあり、東海地区や首都圏に繋がりを持つゼスト社と提携することにより、これまでの活動に加えプラスアルファで自分が貢献できることへ積極的に取り組んでいきたいと考えております。サッカーに関する活動や普及イベントはもちろんのこと、スポーツ界を盛り上げていけるよう、この業務提携契約を通じて新しい自分の価値を創造できたらと思います。よろしくお願いいたします」とコメントした。
