東京を代表する和菓子職人2人の対照的な朝食 手軽なシンプルメニュー&40年間不変の超こだわり定食

 動画メディア「通勤タイムス」で絶賛配信中の、各界の最前線を走るプロフェッショナルたちの、大切な朝のエナジーチャージに迫る動画「伝説の朝ごはん」。過去にはジャーナリスト・田原総一朗氏や世界的パティシエ・徳永純司氏らが登場。自ら食事を準備し淡々と食べ進める姿が反響を呼び、SNSで累計1000万回以上再生されている。

 1月21日公開の動画には、創業103年を誇る東京・銀座の老舗和菓子店「木挽町よしや」三代目・斉藤大地氏が登場。多くの芸能人や文化人をとりこにする絶品どら焼きの仕込み前にチャージする、シンプルかつ味わい深い朝食を公開した。

 夜も明けぬうちから店に姿を見せた斉藤氏。のれんと看板を出し、おもむろに朝食の準備に入った。一般的な炊飯器で米を炊く間、近隣の神社に参拝し、神社や広場の清掃、地域猫への餌やりに勤しむ。

 朝の“ルーティーン”を終えると、炊きあがったご飯にキクラゲの佃煮とちりめん山椒を混ぜ、辛子明太子を乗せて海苔で三角に包む「にぎらないおにぎり」が完成。フリーズドライの味噌汁に前夜の残り物の漬物、梅干しと、飾り気のないメニュー。これを厨房で静かに平らげ、満を持してどら焼き作りに取りかかった。

 また、同29日公開の最新動画には、同じく東京を代表する老舗「菓子調進所 一幸庵」の和菓子職人・水上力氏が登場。40年以上変わっていないという伝統の朝食を紹介した。

 水上氏の朝食は、仕込み前ではなく仕込みの間。厨房でクラシック音楽を流しながら和菓子を製作するという独特の作業中、妻・道子さんが台所で朝食を作る。レタス、トマト、キュウリ、パプリカなど具だくさんのサラダに、タレに漬け込んだゆで卵、塩だけで作った生ハム、辛みの強いサラミをワンプレートに盛る。さらに厚切りの食パンに塊のバターといちごジャムを添え、この日はクリスマス時期に流通するイタリアの焼き菓子「パネットーネ」も追加した。

 これにフルーツ、ヨーグルト、ココアを加えてようやく完成。エネルギーも栄養バランスも申し分ない。また、熟練の職人らしく、それぞれにこだわりが満載。フルーツは旬のものを使い、ココアには牛乳と少しだけコーヒーを混ぜる。ヨーグルトには自身で作ったりんご、生姜、砂糖を煮込んだジャムを混ぜる。道子さんは「毎回、レパートリーは一緒です」と笑いながら説明。こだわりの強さから「非常に、難しいんです」とも明かした。

 出来上がった朝食は、水上氏の働く厨房に運ばれる。水上氏は仕込みの手を止めることなく、少しつまんではまた作業に戻り、一段落したところで一気に食べ進めた。40年間、立ったまま朝食を食べる習慣。「食事、忘れちゃうんだよね。パンなんか、トースターに入ったまんま全く忘れちゃうことがある。夜になって『あ、今日パン食べなかったよ』って。そんな食生活です」と、多忙を極める職人らしく笑った。

 1月は他にも、美容サロン経営者でママの迫田愛子氏の愛情あふれるお弁当朝ごはんや、地主の三田浩司氏が、ぬいぐるみとともに食べる朝食も紹介され、インスタグラムでは200万回再生以上される注目のコンテンツとなっている。動画は「通勤タイムス」の公式YouTube・TikTok・インスタグラムで配信されており、2月以降、U-NEXTでも配信予定。

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