韓国で急死のお天気キャスター「職場内いじめ」疑惑解明へ 放送局が外部調査委員会を立ち上げる
韓国放送局・MBCのお天気キャスターだったオ・ヨアンナさんが昨年9月、28歳という若さで急死したことが現地で報じられた。そして最近、オさんの遺族が遺書を公開し、職場内いじめに遭っていた疑いがつづられていたとして、物議を醸している。ネット上では、いじめの犯人捜しが始まるなど、騒動の収まる様子がない中1月31日、MBCが外部の調査委員会を立ち上げることを発表した。
同社は「故オ・ヨアンナさんの死亡原因と真実究明のため、外部専門家を委員長として、真相調査委員会を設立することになった」「公正に、客観的に調査をするため、同委員会では法律家など、複数の外部専門家が参加するとともに、社内の人事クレーム関連組織の部長らも、実務委員として参加。正確な調査の、サポートをすることになった」と伝えた。
真相調査委員会の調査は、翌週前半から本格的に開始する予定だという。
MBCは最後に「故人の死を巡る疑惑が提起された直後、内部で独自調査を行い、今日までに確保された事前調査資料の全てを、委員会へ提供し、スムーズかつ迅速に真実が究明されるよう、最大限サポートする」「故人を追悼しながら、正確な事実関係を明らかにして、遺族の皆さんの心の傷が癒やされるよう、努力する」と結んだ。
