お笑いコンビ・フットボールアワーが２９日深夜放送のテレビ東京系「あちこちオードリー」に出演。現在では考えられない、Ｍ－１優勝後の驚きの初仕事を明かした。

　フットボールアワーは、２００１年の第１回「Ｍ－１グランプリ」から３年連続で決勝に進出し、０３年の第３回大会では優勝を果たした。

　Ｍ－１王者といえば、その瞬間から生活が激変。次々と番組に出演し、加えて番組の打ち合わせ、殺到する取材の対応などで寝る間もないほどのハードになるものだが、後藤輝基は「優勝したその日から番組あってとか、マネジャーの電話が鳴り止まないみたいな、よう言うやん。オレらの時それなかったよな。普通に打ち上げ行ってたよな」と相方の岩尾望を見た。岩尾も「配信とかももちろんないし。普通に翌日チェックアウトまで寝てた」とうなずいた。

　オードリーの若林正恭が「みんなめっちゃ朝の番組出るじゃないですか？」とびっくり。後藤は「Ｍ－１優勝したっていう次の日やったかな。大阪戻ってやったロケが“この商店街のたこ焼き屋さんのたこ焼きのたこが１番長いのはどれだ”のロケやった」と驚きの王者初仕事を告白すると、若林は「だるいっすね～」と思わず声を上げた。

　岩尾が「東京はレギュラー番組始まったけど、半年で終わったから」と明かし、後藤が「ドランクドラゴンとやってた番組知らん？『ドランク＆ボールアワー』知らん？」と２００４年１０月から翌年３月まで放送された深夜番組について説明。「めっちゃお笑い。めっちゃお笑いでやってたけど、なかなか数字上がらないで、最終的には女の子の一人暮らしの模様替えをする番組やった。何やねん、あれ～」と今更ながらぼやいていた。