「モーニングショー」弁護士が指摘 フジ調査委員会は「結果ありきの可能性」

 弁護士の結城東輝氏が20日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、中居正広の女性トラブルを巡り、フジテレビが立ち上げる第三者の弁護士を中心にした調査委員会について見解を語った。

 フジ側は調査委員会について、現時点では日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインにもとづく第三者委員会ではないと説明。ガイドラインには、独立性・中立性があって利害関係のある人は委員になれず、委員会が主導権を持つなど、いくつかの条件が挙げられている。

 結城氏は「フジ側の調査委員会は独立性にしか言及しておらず、日弁連のガイドラインから何らかの要素が欠落している可能性が高い。調査の主導権がフジ側にある“お手盛りの調査委員会”になる可能性がある」と指摘。

 「真実の解明にフォーカスされていくべきで、どうあるべきだったのか、再発防止できるのか、経営陣の耳に痛い提案を次々にしていかないといけない。そういった意味で、本当に独立した第三者の委員会を立ち上げてやっていかないと、実は内々でこういう風にしましょうと、結果ありきの指摘しかできない可能性すらあるなと思います」と解説した。

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