女優の杉咲花（２６）が７日、都内で主演のカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「アンメット　ある脳外科医の日記」（１５日スタート。月曜、後１０・００）の製作発表会に俳優・若葉竜也（３４）、千葉雄大（３５）らとともに出席した。

　杉咲は事故で脳を損傷し、新しい記憶を１日以上とどめておくことができない脳外科医の川内ミヤビを演じる。一昨年に出演依頼を受けた際を振り返り「原作を映像化するに当たって、熱を帯びた思いを伝えてくださった。すでにすてきなシーンがたくさん収められていて、もう少しでそれが放送されると思うと息が速くなる気持ちです」と声を弾ませた。

　川内と関わる変わり者の脳外科医・三瓶友治役の若葉との病院内でやりとりが見どころ。若葉と杉咲はＮＨＫ連続テレビ小説「おちょやん」などで共演しているが、杉咲は「三瓶役は若葉さんしかいないと思って、気づいたら電話をしてました」とオファーしたことを明かし２人でいい作品を作ると約束したという。

　若葉も杉咲の役作りへの姿勢を高く評価。手術シーンのために数カ月前から病院に出向き、血管縫合の練習を行う姿に若葉は「スタジオにこもりっきりで、吻合（ふんごう）の練習をやっていた。医療指導のお医者さんも度肝を抜かれていた」と明かしていた。