玉川徹氏、静岡県知事の誤解・曲解・切り取り主張にも「政治家はどう伝わったかがすべて」

 元テレビ朝日の玉川徹氏が3日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、職業差別ともとれる発言を行い、その釈明会見の場で突然辞職を表明した静岡県の川勝平太知事について、政治家の言葉は「どう伝わったかがすべて」との考えを述べた。

 この日は川勝知事が新入職員への訓示で、「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり牛の世話をしたり、モノを作ったりとかとは違い、皆様は頭脳、知性の高い方たち」など、職業差別ともとれる発言を行ったことを取り上げた。川勝知事は2日に記者に向け職業差別の意思はなかったとし、マスコミによる切り取りで誤解と主張するも、突然6月の県議会を持って辞任すると辞職を表明した。

 玉川氏は「政治家にとって言葉は命だと思う。本人がどういうつもりでしゃべったかに関わらず、どう伝わったかがすべて」とコメント。「多くの人がこの発言に関して差別だと感じたのであれば、感じた人に謝罪するしかないんだと思う。いくら誤解だと言っても、そう伝わったのがすべてだと思う」とも語った。

 そして、今回の訓示のように「ポロッとでてしまうのが本音の部分出てしまう」とも指摘。「政治家は権力をもっている。言葉で選ばれている。その重みは一般の人とは違う」「少なくとも謝罪するのは必要」とも訴えていた。

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