元NHK・青井実アナ フリー転身後初の公の場で謝罪と決意 新たなスタート「まさか私がお台場で」

 元NHKでフリーに転身した青井実アナウンサー(43)が22日、都内で、4月1日からメインキャスターを務めるフジテレビ系報道番組「Live News イット!」(月~金曜、後3・45)の発表会に出席した。青井アナを巡っては、NHK在籍時に上司の許可を得ずに親族企業から役員報酬を得ていたとして就業規則の服務規定違反で注意を受け、同局の「ニュースウオッチ9」を降板していた。フリー転身後初の公の場でこれらの経緯を説明し、新天地での活躍を誓った。

 NHKから活躍の場を変え、民放初仕事となる青井アナは、一張羅にネクタイをビシッと締め、覚悟を示した。「まさか私がお台場でこのような機会を設けていただけるとは、22年前の私には想像がつかなかった。新たな人生のスタートということで、身の引き締まる思い。社会人22年目の春を迎えました。新人のような気持ちでスタートしたい」。決意を述べ、背筋を伸ばした。

 NHK在籍時の服務規定違反について問われると、素直に回答。昨年12月に当時の上司から注意を受け、報酬を全額返納し役員を退任したと明かして「適切に処理をした」と説明。番組の途中降板などについて「ご心配ご迷惑をおかけしたことをこの場をお借りしておわび申し上げたい」と謝罪した。

 NHKの退局は「40を過ぎた辺りから人生について考える中で、チャレンジをしたいという思いがふつふつ出てきた。自分ができることは何かといろいろな人とお話しする中で、フジテレビの方と出会った」と述懐。「NHKが嫌になったからではない。今でも好きですし、お世話になった」と古巣への愛情を示し、感謝した。

 メインキャスターとして、新たな“夕方の顔”となる。「テレビの伝え手が温かくないと相手にも伝わらない。人とのぬくもりを大事にした番組にしたい」と抱負を語り「前職の時代に外に出る機会がなく、街の声を聞きたい。それを軸に取材を進めていくスタイルを構築していきたい」と気合。同じくメインキャスターを務める同局の宮司愛海アナ(32)、スペシャルキャスターのパトリック・ハーラン(53)とともに、新たなニュース番組を構築していく。

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