叶井俊太郎氏死去 余命半年宣告から1年半 抗がん剤治療受けず、高額な免疫治療 1週間前「しゃべんのもつらい」

 漫画家・倉田真由美氏(52)の夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎氏が16日に死去したことが17日、分かった。56歳。22年6月に膵臓がんが判明。医師から余命半年の宣告を受け、ステージ4であることを公表していた。

 関係者によると、死去の1週間ほど前に電話で話した際には「しゃべんのもつらい」と話していたという。昨年12月には腹水がたまるようになり、毎週のように1~2リットル単位で抜く必要があり「さすがにキツイ」と話していたという叶井氏。年明けからは会社には行かず、自宅で介護ベッドで過ごし「痛いのはイヤだから早く死にてぇんだよ」と話していたという。

 抗がん剤治療は「副作用はいやだ」と受けなかったが、1回に数百万円ほどかかるという高額な免疫治療を受けていたという。

 叶井氏は昨年12月16日に都内で行われた「第1回 東京国際 叶井俊太郎映画祭」トークショーに出席。その際には「調子は悪いよ。だるいんだよね」と明かし「前倒しで仕事してるから。来年の夏の仕事とかもしてる。再来年の春くらいまである。来週も生きてるか分からないから」と話していた。

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