藤井聡太八冠が敗れて2年連続Vならず「最後に崩れてしまって」 永瀬九段が初優勝 朝日杯

 第17回朝日杯将棋オープン戦決勝が10日、都内で指され、藤井聡太八冠(21=竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖)が、永瀬拓矢九段(31)に敗れた。2年連続5度目の優勝を逃した。永瀬九段は初優勝となった。

 朝日杯は持ち時間40分の早指し棋戦。藤井八冠は準決勝で糸谷哲郎八段(35)を99手で下し、決勝に臨んだが苦しい戦いとなった。「最後に崩れてしまってそこが残念です」と悔やんだ。

 10日には王将3連覇と、タイトル歴代最多の20連覇を達成していた。24日には棋王戦第2局を石川・金沢市で控えている。

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