宝塚 花組トップ柚香光退団公演開幕「1回1回を真摯に、大切に日々を過ごしたい」

 宝塚歌劇団花組トップスター柚香光(ゆずか・れい)の退団公演「アルカンシェル~パリに架かる虹~」が10日、本拠地の宝塚大劇場で開幕した。

 花組一筋の“花男”として、気品あふれた男役芸を極めた柚香。最後の舞台となる「アルカンシェル」は小池修一郎氏の作・演出の1本物の大作。ナチスに占領されたパリを舞台に、様々な困難に立ち向かい、舞台に立つスターダンサーのマルセルを演じた。表現力に優れたダンスを武器として、人気を誇った柚香にふさわしい役となった。劇中クラシックからコンテンポラリー、スイング、ラテンとさまざまなダンスで、その魅力を余すところなく発揮した。

 同時に退団するトップ娘役・星風まどかも、劇場の看板歌手のカトリーヌ役で美声を響かせ、6年間のトップ娘役の最後を飾るにふさわしい存在感と、繊細な芝居を見せた。

 次期トップの永久輝せあは、ナチスドイツの文化統制官のフリードリッヒ役。マルセルらに心を寄せ、陰に日向に助けながらも、軍人としての使命に板挟みになる苦悩を立体的に造形した。またフィナーレでも歌唱指導を務めた。

 人気スターの聖乃あすかは、過去と現在をつなぐ狂言回し役。膨大な台詞を柔軟自在に操り、物語をすすめていた。また柚香と同期の専科・輝月ゆうまも出演し、圧倒的存在感を見せた。今公演で退団する人気スターの帆純まひろは、柚香演じるマクセルの劇場仲間のダンサーであり、レジスタンスのロベールを演じ、輝きを見せた。

 柚香は初日に先立ち行われたゲネプロで「1回1回の公演を真摯に、大切に大切に日々を過ごしたい。千秋楽の日までよろしくお願いいたします」とあいさつしていた。

 3月24日まで。

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