世界的指揮者の小澤征爾さんが死去 カラヤンに師事 長野五輪の音楽監督 ボストンフィルで指揮 甥は小沢健二

 世界的指揮者の小澤征爾さんが6日、都内の自宅で心不全のため、死去したことが9日、分かった。88歳。所属事務所によれば、葬儀は近親者のみで執り行い、後日、お別れの会を検討しているという。

 小澤さんは1935年生まれ。1959年に欧州に渡り、フランス・ブサンソン国際指揮者コンクールで日本人で初めて優勝した。カラヤンに弟子入りし、ニューヨークフィル、ボストンフィルの副指揮者となり、世界のクラシック界を牽引。1998年には、長野オリンピックの音楽監督を務めた。2008年には文化勲章を受章した。

 しかし、2010年に、食道がんが見つかり、治療に専念するため活動を休止。2011年には腰の手術を受け、1年間の活動休止を宣言するなど、晩年は病気との戦いでもあった。

 長男は俳優の小澤征悦。その妻は、NHKアナウンサーの桑子真帆アナ。甥に歌手の小沢健二がいる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス