役所広司 米アカデミー賞「アレのアレ」欲しい 映画「PERFECT DAYS」ノミネート

 花束を贈られ笑顔の役所広司
 記者会見に出席した(左から)エマニュエル・ピザーラ氏、田川丈二氏、役所広司、山中竹春横浜市長、フィリップ・セトン駐日フランス大使
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 俳優の役所広司(68)が5日、東京港区のフランス大使館・大使公邸で行われた「横浜フランス映画祭 2024」(3月20~24日)のラインナップ記者会見に特別ゲストとして出席した。

 映画祭の特別アンバサダーに就任した役所は「ボンジュール」と上機嫌にあいさつして登場。フランス映画が大好きだといい、「大役にものすごく緊張しています。どうお役にたてるかわかりませんが、1人でもフランス映画にたくさん触れていただきたいと思って参加させていただきました」と語った。

 役所の主演映画「PERFECT DAYS」は、今年度の米アカデミー賞国際長編映画賞候補にノミネートされた。役所は日本代表作品になった際のエピソードを披露。当初はショートリスト(正式ノミネートの前段階)に残った時点で「もうそこまで行けばいいでしょう」と満足していたとも説明した。

 それでも最終的なノミネート入りを「YouTube」でのリアルタイム配信で見守っていたといい「人間は欲深いもので、ここまできたら『“アレのアレ”が欲しいよね』って皆言ってる状態です」と、阪神・岡田彰布監督のネタも入れつつ意気込みを示し、会場の爆笑をさらった。

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