吉田羊「ワクワクが止まりません」ハムレット役に挑戦 「シェイクスピアをみなさまと共有」

 女優の吉田羊が舞台「ハムレットQ1」(5月11日~6月2日、東京・PARCO劇場ほか)に主演し、ハムレット役に挑戦することが31日、分かった。

 今作はシェイクスピア四大悲劇の一つ「ハムレット」の3種類ある原本のうち、原型とされる四折版(Q1)を、シェイクスピア翻訳で著名な松岡和子氏の新訳で上演。吉田は2021年の主演舞台「ジュリアス・シーザー」以来3年ぶりに演出家・森新太郎氏とタッグを組み、疾走感のある展開が魅力の戯曲で、運命と激しく対峙(たいじ)する主人公の複雑な心を繊細に、鮮明に浮かび上がらせる。

 吉田は、前作「ジュリアス・シーザー」の閉幕後から願ったという出演がかない「血がたぎり、髪の毛一本にまで神経が通るようなパッションに満ちたあの稽古の日々がもう一度訪れるのかと思うと既にワクワクが止まりません」と興奮。「想像するだに新しく、挑戦的な舞台になりそう」と心を躍らせ、「シェイクスピアの言葉の美しさ、読み解く面白さを、みなさまと共有できれば」と力を込めた。森氏は「儚くも壮絶な内的葛藤を、俳優・吉田羊は舞台上で生きてくれるに違いない」と期待を寄せた。

 ハムレットの恋人・オフィーリア役は飯豊まりえ(26)、ハムレットの叔父・クローディアス役は吉田栄作(55)が務め、ほかに牧島輝(28)、大鶴佐助(30)、広岡由里子(58)も出演する。

 大阪公演は6月8~9日、森ノ宮ピロティホールで。愛知公演は6月15~16日、東海市芸術劇場 大ホール、福岡公演は6月22~23日、久留米シティプラザ ザ・グランドホールで行われる。

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