歌舞伎俳優・市川團十郎の長女で日本舞踊家の市川ぼたん（１２）が１０日、ＮＨＫ「ニュースＬＩＶＥ！ゆう５時」で、古典歌舞伎に挑戦する意欲などを語った。それを見たスタジオの小田切千アナが「小学校６年？」と仰天した。

　この日は６日から始まった新春歌舞伎公演「平家女護嶋」で古典歌舞伎に挑戦するぼたんにインタビュー。真っ赤な晴れ着で登場したぼたんは、父、弟と同じ舞台に立つことに「ありがたく、嬉しい気持ちもありつつ、父の前に立つと緊張してしまう場面もありました」とニッコリ。

　今回の舞台は女性はぼたん１人。それについては「私は歌舞伎を見るのが大好きなので、私が大好きな空間に入れさせていただいているというか、ありがたくて感謝しかない」と話した。

　今回の舞台は家族の絆を描いた作品であることから、ぼたんがプライベートで家族の絆を感じる時は？の質問も。ぼたんは「みんなでサイクリングしたときに、前に父と弟がいてって事が多いんですが、後ろ姿を見ていると、ホワーンと幸せで優しい空気に包まれている感じがして、そういうときに幸せを感じる」などと話した。

　あまりにもしっかりした受け答えに、ＶＴＲが終わった瞬間、小田切アナは驚きで口あんぐり。「ええ？小学校６年でしょ？」と年齢を再確認。「着物を着てくる佇まい、言葉遣い、しっかりしてらっしゃる…」とその大人っぽさに素直に驚いていた。