演歌歌手の冠二郎さん 元日に死去 79歳 紅白出場3度 近年は体調不良で入退院繰り返す

 冠二郎さん
 夫婦愛をアピールした冠二郎さんと妻・みなこさん=2017年8月
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 「旅の終りに」などのヒットで知られる演歌歌手の冠二郎(かんむり・じろう 本名・堀口義弘)さんが元日に埼玉県内の病院で死去したことが11日、分かった。79歳。

 関係者によれば、1日午後4時24分になくなり、最後は夫人とマネジャーに看取られたという。通夜、告別式はすでに親族のみで執り行われているという。お別れの会は予定していない。

 以前から、心臓病や糖尿病などを抱え、2018年には虚血性心不全をわずらったことを告白していた。2022年秋に体調不良で入院。以降は入退院を繰り返していたという。

 冠さんは埼玉県秩父市出身。高校卒業とともに上京し、1967年に「命ひとつ」で歌手デビュー。77年、「旅の終りに」がミリオンヒット。1991年には「酒場」が日本有線大賞の優秀音楽賞を受賞。同年のNHK「紅白歌合戦」にも初出場。以降、通算3回出場した。しゃがれた歌声で熱唱するスタイルは人気を博した。

【以下、日本コロムビアの発表全文】

 冠二郎(享年80)は体調不良のため長期療養中でございましたが 令和6年1月1日心不全のため埼玉県の病院にて逝去いたしました。

生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせ申し上げます。

通夜および告別式はご本人とご遺族の意向により近親者のみにて執り行いましたことご報告申し上げます。

なお お別れの会などの予定はございません。

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